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■1月25日■
世界の艦船先月号に25DDについて新情報が掲載されていました。要点をまとめると、艦のコンセプトは地方配備部隊(2桁護衛隊?)向けの排水量2,000トン程度の低コスト艦、対潜重視でVDS/TASS装備、AAWは22DDHと同程度、FRP使用のモノハル船体以外にもトリマラン船体やカタマラン船体、ディーゼル電気推進、かな?といった内容です。ただ最後に「かな?」と書いたように、これらは確定したことではなく書かれた方の私見も含まれているみたいです。
そこで素人なりに分析してみる。
排水量2,000トン前後ということはフリゲートクラスですかね、モノハル船体の場合なら米海軍のLCSフリーダムや韓国の仁川級とほぼ同大で、トリマラン船体の場合なら米海軍のLCSインディペンデンスとほぼ同大ということになるんでしょうか。ただ問題はコスト、フリーダムは知らないけど、仁川級は5,000億ウォンらしいので単純計算で300億円前後ですか?。一方インディペンデンスは650億円、まぁ単純比較はできませんが、これより大幅に建造費を圧縮するのは無理なような。25DDが低コスト艦となるとモノハルしか選択肢はないように思えますが、どうなのでしょう。
しかし仮にトリマラン船体を採用した場合、建造費の高騰を覚悟しなければなりませんが、それと引き換えにかなり自由度が高くなるような。インディペンデンスの場合、前甲板にMk41VLSの32セルを搭載可能ともされており、もしトリマラン型25DDで同じように可能であれば「あきづき」型並みの兵装が可能になりますね。今は予算がなくても、将来SPY-1FやFCS-3の性能向上型も搭載できるんじゃないでしょうか。しかし逆に言えばモノハル型の場合は「あぶくま」型のように色々と残念な護衛艦になりそうな感じも。
対潜重視ということはアスロックは欠かせないのかな。候補はVLAと07式アスロックですが、後者はMk41でも最も大きいストライク型でないと装填できないとも言われているので、2,000トン程度のモノハル船体に搭載できるかどうか。アスロック自体思い切って省いてしまおうという考えもあるようなので、どうなるのか気になるところです。でも省かないとしたらアスロックの他には候補がないような気がする、あるといえばボフォース対潜ロケットか対潜迫撃砲とかですか?。UUVやUSVに短魚雷搭載という手もあるけど、開発されてもないようだし。VDS/TASSについては可変深度ソーナーシステムの研究ですかね。OQQ-21はもうだめなのかな。
AAWについては、22DDHと同程度、すなわちシーRAMとCIWSしか選択肢がないとのこと。RAMの21連装発射機はまだ海自では導入されていないので、今回も導入されないのかな。以前の短SAMのシー・スパローの射程が15km程度と言われ、RAMの10km程度と若干かぶるので、海自はESSMの射程は不要でRAMでいいと判断するのかどうか。まぁ22DDHを見ればなんとなくわかるけど、空母型護衛艦はともかくとしても、水上戦闘艦までこれでいいのかなぁ。
そこで奇抜なアイデア(妄想)を。排水量2,000トン程度では重量的にも厳しくVLSも難しいだろうから、この際除籍される「はつゆき」型の短SAM発射機にESSMを装填して、適当に場所に配置してはどうだろ。重量的に
即応弾のみ。問題はFCS、FCS-2-12は難しいので、「はやぶさ」型ミサイル艇のFCS-2-31をぶっこ抜いて、所要の変更を行い25DDに搭載しては。どうせ砲FCSも必要だから、これだと安上がり。残った「はやぶさ」型は光学式のFCSか、「はつゆき」型のFCS-2-21でも移植。もし25DDに重量的な余裕があるのなら、Mk48VLSを少数でも搭載するのも手かと思うところ。ところでFCS-2がパッシブ・フェーズド・アレイ式という資料があるけど、これって本当なのだろうかと気になっているところ。もしフェーズドアレイならFCS-2-31でも多目標対処が可能になる?。
AAWで重要なのは対空レーダー。FCS-3は性能向上の研究が成ったとしても期間的、重量的に難しいそうだし、建造費も跳ね上がるのでまず無理か、そもそも22DDHと同程度のAAWではFCS-3は必要ないしね。OPS-50も重量的には「あすか」搭載のFCS-3と同程度だろうから
、2,000トン前後のモノハル船体には無理かな。そうなると選択肢は3つ、除籍艦のOPS-14を流用するか、海外の小型3次元レーダーをライセンス国産するか、対空レーダーをオミットか。うーん、いい選択肢はないですね。オヌヌメはOPS-50の1面回転式の開発か?。
砲は除籍艦の76mmが候補とか。仁川級がMk45Mod4を搭載しているし、島嶼防衛も考えれば日本も倣いたいところだけど重量的に厳しいのかなぁ。AAWは前述のとおりだけど、シーRAMとCIWSを22DDHみたいに計4基も搭載するのは難しいので、艦首側が76mm砲とシーRAM、艦尾側が20mmCIWSとESSM(妄想だけど)を搭載でどうでしょう?。
船体は掃海艇「えのしま」型と同じFRPとか。これについては詳しく知らないですが、軽いらしいので排水量の割に船体はデカくなるのかな。しかしもし実現したらやせ馬とも遂におさらばですね(笑。機関はディーゼル電気推進がおすすめらしいけど、速力もいるのでCODLAGあたりになるのでしょうか。併せて海洋観測艦「しょうなん」で実現したポッド推進も採用してくれたら嬉しくなるですが(妄想です)。
ヘリは仁川級、フリーダムともに搭載しているので無理ではないと思うところです。まだ無人機でASWは無理みたいだし、そんな無人機を新規開発することもできないかと。しかしヘリを搭載したりするとVDS/TASSの搭載もあるし艦尾はかなり狭くなりそうですね。曳航具をオミットしてMODやFAJにすれば少しは楽になるかもしれませんが。 |